こんにちは。ねっとの窓口公式コラムです。

「そろそろ家を建てようか」「そうだね。でも何からすればいいの?」
ワクワク期待膨らむ新築計画ですが、何をすれば良いのか不安なことも多いですよね。
やることがたくさんあるのはわかるけど何から手を付けたら良いかわからない。

実際にねっとの窓口にもいつから申し込むべきかわからない方や、やるべきことを教えてほしいといったお問い合わせをたくさんいただきます。

そんな方のために今回は、新築を建てる際にいつ何をしたら良いのか順を追って解説していきます。

この記事のポイント

  • インターネットは遅くても引越しの2か月前までに申し込む!
  • LAN配線やマルチメディアボックスの場所は設計段階でしっかり決めておくと◎

新築を立てるときの流れ

まずは新築を立てる際の流れを確認しておきましょう。
簡単にまとめると以下の11ステップです。

  1. 家の情報収集と計画の下準備
  2. 施工依頼するハウスメーカーを決める
  3. 土地の購入と住宅ローンの仮審査
  4. ハウスメーカーに本設計を依頼する
  5. 建築開始
  6. 新築届提出・住所登録
  7. インターネット申込(目安:引越し2か月前まで)
  8. 郵送物の転送届
  9. 電気・水道・ガスの手続き(目安:引越し1か月前)
  10. 建築終了・引き渡し
  11. 引越し・インターネットの開通・電気・水道・ガスの利用開始

ではここからはインターネット光回線を準備する際にやるべきこと(上の手順で6~11)を見ていきましょう。

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新築戸建で光回線を準備する際の手順

(1) 役所へ新築届を提出する

インターネット回線業者によっては、住所が確定していないと申し込みや工事ができない場合があります。

そのため市区町村に「新築届」を提出して、住所を確定させる必要があります。
新築届は一般的にハウスメーカーや工務店が新築工事の着工前に提出してくれます。事前に新築届が受理されたらすぐに知らせてもらうよう伝えておくと、諸々の手続きがスムーズです。

逆に、インターネット回線業者によっては住所が確定していない仮住所の段階でも申し込みが可能なケースもありますので、候補のインターネット回線業者には予めお問い合わせいただくことをおすすめします。
また、現在居住中の住所に新築を建て替える場合は、すでに住所が決まっているため新築届の提出は必要ありません。

(2) 使うインターネット回線を決めて申し込む

月額・特典・初期費用・通信速度など、各社比較しつつ自分に合ったインターネット回線を探しましょう。

申込時に設置場所をきちんと特定するため周辺情報を詳しく質問されることがあります。事前に目印になる建物や隣接する建物等の情報を用意しておくと手続きがスムーズです。

▽光回線の選び方について解説した記事

光回線の選び方【戸建て】

引越し前と同じ回線を利用する場合

回線業者に連絡し、引っ越し手続きを行います。

新規申し込みする場合

新しい業者に申込し、引越し前の回線を解約する必要があります。

先に解約してしまうと違約金補填のキャンペーンが適用できなかったり、他社回線が工事できなかった場合に費用がかさむため、必ず申込を先に行い、開通できるか確認してから解約しましょう。

(3) 開通日を決めて工事する

インタネット回線業者に申し込むと現地を調査して開通可否の確認手続きが行われます。
手続きが終わると業者から連絡が来るため、業者と一緒に開通日を決めて工事してもらいましょう。

工事当日は契約者立会いのもと、作業員が機器を設置し接続確認を行います。

この時、電気が通っていないとONU(光回線終端装置)や無線LANルーターが接続できません。
電力会社への申し込みや住宅内の電気配線、インターネットの工事日程はあらかじめハウスメーカーの責任者とも相談をしておきましょう。

申込前に注意すべきこと

• インターネットの開通には2か月かかる!

インターネット回線はライフラインの一つであるためガスや電気・水道の手続きと同じタイミングで考える方もいらっしゃいますが、実際は現地調査や電柱申請、工事業者の予約等でもっと時間がかかります。

一般的にイレギュラーなく手続きが進んだ場合でも1~2か月が標準期間と言われており、イレギュラーが発生した場合は3〜6ヶ月待つケースも存在しますので、遅くても2か月前までには申し込みを行いましょう。

• 家の設計段階でインターネット用の配管と機器設置場所を決めておく必要がある

コンセントやテレビコンセントの位置と同様にどの部屋にインターネットのLANポートが必要なのか、マルチメディアボックスをどこに設置するかは設計段階で決めておきましょう!
家具の配置場所もイメージして、LANポートの場所を決めておくことが大切です。

逆に配線やルーターの設置場所を想定していないと追加工事費用がかかったり、想定外の場所にルーターを設置しなければならなくなってしまうなど、あとあと後悔することになってしまいます。

まとめ

時間に余裕をもって申込みをしても、場所によっては電柱の使用許可が下りなかったり、追加で工事が必要になったり等イレギュラーが発生し、納期が遅れてしまうこともあります。
インターネット回線の申し込み手続きは早め早めに進めるのが吉です。

また、インターネットは他のライフラインと同じで人によって使う量や使う場所が異なります。
まずは現在から未来にかけてどんなことにインターネットを使うのか、どの部屋で使いたいのかを考え、家の設計段階から準備を始めましょう。

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